北海道の北部に浮かぶ利尻島にある利尻空港。
夏場になると沢山の観光客が訪れる島ですが、ここにある空港は夏場を中心に1日2便程の飛行機が札幌・新千歳空港から飛んできます。冬場の場合、天候によりフライト出来ない日もあり大変ですが定期便がある空港です。
新千歳空港から利尻空港に到着するまでに左手窓側には島の中心にそびえ立つ利尻山が見え、旋回をしながら通常は着陸して行きます。天候の悪い時は有視界飛行になり機長の目で滑走路を確認しながら着陸する空港でもあり、悪天候時などは新千歳空港へ引き返す場合もあります。
空港の向かいには綺麗な利尻山が見え、小型ジェット機の場合、滑走路付近でタラップが降りる為、飛行機の機体と後方の利尻山と一緒に記念写真する人も多く見られます。
空港ターミナルを出ると海の向こうに礼文島も見ることが出来る島です。
利尻山は、富士山のような形をしているため、利尻富士とも言われています。
島へは、飛行機の他、目先に見える対岸の島・礼文島や稚内港から出航しているフェリーで行くことが出来ますが、本州からの人は、時間短縮になる飛行機を使って新千歳空港経由で約1時間のフライトを利用して島に入る人もいます。
運賃は、航空機代金の方が高くなりますが、所要時間の事を考えるとこちらを選ぶ人も居るようです。
夏場の利用客の多い時期は、ジェット機とプロペラ機が運航される日もありますが、空港に到着すると島内を走る路線バスが連絡しており、周回できる島の玄関口のフェリーターミナルまで行くことが出来ます。
島は、中心に利尻富士がそびえ立ちながら周回道路が整備されており、所々に観光できるポイントがあり、約2時間程で観光することも可能な島です。
島の中心地は、フェリーの発着地点鴛泊港ですが、ここからレンタカーやレンタバイクを借りることが出来、土産店やホテルがあり島のメインになっています。
最北にある離島には、高山植物も低い場所で見ることが出来たり、利尻うに・利尻昆布など海産物も美味しい所です。
春から夏場のシーズンを中心に海抜0mから登る利尻富士を楽しむ方も居る島へ行かれたことのない方は是非足を運んで頂きたいです。